こんにちは!
以前から、このブログでも書いておりますが、私はひとり息子を持つシングルマザーです。
女親と男の子だけの生活になって、困ることと言えば月1のアレ……。
夫が居た頃はフォローもあって誤魔化してきたけれど、二人きりの生活になったらそうもいかなくなりました。
だからと言って、まだ小さい息子をひとりでお風呂へ入れるのは不安。
そこで私はある決断をしました。
あって当たり前の現象だから、開き直る!
開き直りました。相応の年齢の女性ならあって当たり前な現象なのですから。
賛否あると思いますが、これは性教育のチャンスと思いました。
何食わぬ顔で息子と一緒にお風呂へ入ります。
私が頭や体を洗っていると、湯船で遊んでいた息子が突然「血が出てる!」と驚きだしました。
そして「ケガしたの?」「痛いの?」と心配してくれたので、
「これは赤ちゃんのもとなんだよ」と話しました。
子どもにもわかりやすく、ざっくりと語ります。
この血は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で育つときに必要なものなんだよ。
お母さんのお腹には赤ちゃんが来なかったから、古くなったやつが出てきたの。赤ちゃんが来られるように、新しいのも準備してるんだよ。
細かい部分は説明しませんでしたが、息子は納得してくれました。
生理痛に関しても、「血が出ると痛いんだけど、ケガして血が出る痛みとは違うんだ」と少しずつ理解してくれたようで、今では不器用ながらも労ってくれます。
息子の年齢が幼かったので、なおさら「そういうもの」として認識してくれたようでした。
隠すのが良いとは限らない?
自分の幼少期を思い返しても、母親から生理というものを聞いたことがありませんでした。
年頃になり、学校の性教育の授業で初めて聞かされ、自分の体が変化するのはもうすぐそこまで来ていることを知った状態です。
周りの女友達に聞いても、学校の性教育で生理を知った人が割合多く感じます。
女の私でも、子供から女性になっていくことを知らなかったので、男の子が女性の体の変化を知る機会はそうそうないと思います。(逆もまた然り)
子供は何も知らないまっさらな無知です。大人が知らないふりをしたら、知る機会なんてありません。
年頃になって異性のことを知る機会があっても、得た知識も正しいものかわかりません。
私は少なくとも、女の人には生理というものがあることを息子に教えました。
それが良いのか悪いのかは子どもが成長してみないとわかりませんが、幼いながらに生理痛を労ってくれる息子の姿を見ると、女性が男性に求めている優しさなのではないかと感じます。
今まで隠してきたものを知られる恥ずかしさもありますが、いずれ男性になっていく1人の人間として持っていて欲しい知識だと思いました。
シングルマザーだったからこそ
きっかけは、私も息子に教えようと思っていたわけではなく、生理中なのに代わりに子どもをお風呂へ入れてくれる人が居なかったからです。
シングルマザーだけでなく、実家が遠くて夫も単身赴任などのご家庭でも、お母さんが生理中にお子さんをお風呂へ入れるのは大変だと思います。
そういうとき、開き直って性教育のチャンスと捉えるのも、一つの方法です。
女の子のお子さんを持つお母さんは、体の成長を話すきっかけにもなるのではないでしょうか。
人にお勧めできる方法ではありませんので、うちの体験談として記事を投稿します。